• ふいごとそろばん 伊勢原民商 山口 辰夫さん

    私は魚屋の二代目です。両親は終戦後、中国からの引揚者で、無一文から商売を始めました。父も母もよく働き、一人っ子の私は何の生活の心配もしないで成長することができました

    ▼親の仕事を見て育ったので、自分も魚屋をやるものと思い込んでいました。しかし、それが来た時、私はこの仕事が「きらい」で「きらい」でどうしたものかと考え込んでしまいました

    ▼年老いた両親の事を思うと家を捨てることもできず、しぶしぶ継ぐことにしました。時代は好景気で、町も活気があり商売も楽しい日々を過ごすことが出来ました。四十歳の頃でした。バブル崩壊から店の経営がだんだんと下向きになってきました。消費者も元気がなくなったように思えます。消費税導入・リーマンショックなど時代の流れについていくのに苦労しました

    ▼父は「お前のきらいな魚屋を継がしてごめん。いつでも店をやめてもいいよ」と言い残し亡くなりました。しかし、やすやすと店を閉める訳にもいかず、意地でもこの町にしがみついて、足跡を残していくつもりです。お得意様と笑顔で接客して行きたいと思っています。

7つのまちがいさがし

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