• 商売・人生を語る「機械油の匂いはものづくりの歴史」
    高津宮前民商「江口製作所」江口 誠さん
    川崎市麻生区王禅寺

    工場の入り口を入ると機械油の匂いで、一気にものづくりの世界。江口さんの工場には、所狭しと年季の入った機会が並びます。

    東京世田谷で生まれ育った江口さん。子どものころから機械いじりが好きで、お兄さんが勤めていた会社に入り、旋盤を学びました。やがて精密機械づくりの分野で55年です。

    見せていただいたのは、いま造っているガスメータに使う水平器や顕微鏡、カメラのレンズ枠に使うさまざまな部品。水平器は、精密さが求められる機会の据え付けなどには欠かせない重要な役割を果たすとのこと。金属が設計図に沿って削られ、本当に美しい形をしています。仕事の手を止めて、部品の説明をしてくれる江口さんの話はとても興味深く途切れません。

    川崎から町田や厚木に幾度か工場を変え、川崎に戻ってきました。何年もたったのに、当時の民商の仲間が訪ねてくれて再入会し、会議の後の一杯!も日常の楽しみです。

    「人を使ってここまでやってきたけど、これからはマイペースでやって、あと10年は現役!現代はボタン式だけと、電話に例えればダイヤル式で頑張るよ」と元気な江口さん。時々奥さんも機械に向かい、仕事をこなしています。

    帰り際に「そうだ!」と棚からおろし見せてくれた測量機。機械音痴の目にもしびれるような姿でした。

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