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《小山田大和さんの講演から》
2011の東日本大震災による原発事故がエネルギー政策の在り方を考えるきっかけになりました。世界的には自然エネルギ―の重要性がクローズアップされており、小山田さんは地域にある資源や環境を活用して、実践していこうと決意し取り組みを開始します。
原発による電力エネルギーは脱炭素の実現には結びつかないと考えました。一方で、国内38%、東京0%、神奈川2%という日本の食料自給率の低さの要因は、生活できない低単価で、農業従事者は60年前の10分の1に減少している事です。小山田さんは、太陽光と耕作放棄地を活用した農業と一体のソーラシェアリングを進めてきました。
県はソーラシェアリング推進の目標を掲げていても実効性に乏しく、煩雑な手続きの改善や取り組みへの支援を求めてきました。
太陽光を作る場所と使用する場所が離れていても実行可能なオフサイド自家消費型ソーラシェアリングで、新しい可能性を広げています。「これらを商売の参考にしていただきたい。みんなで実践していきましょう」と参加者に呼びかけました。