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「行ってよかった!」と言ってくれた娘とともに 岸田 真実子さん(仮名)
戦後70年のこの年に原水爆禁止世界大会に親子で参加させて頂きました。
福島第一原発で、今も苦しんでいる方々からお話を聞き、福島もまた広島や長崎と同様に被災地であることを痛感しました。
「福島」の責任をまだ誰もとっていない中、日本政府は原発の再稼動を進めています。国民と戦後の日本を守ってきた憲法9条をも変えようとしています。
今回の世界大会で原発の恐ろしさ、戦争の醜さを改めて感じました。「原発はこの日本に必要なのか?あの悲惨な戦争をどうしたら繰り返させないですむか」を考える毎日です。
私たちが今できること は一人ひとりが「原発反 対!」「憲法9条を守れ!」と声をあげることが必要だと強く思いました。
伝えましょう!子や孫に!そして大切な人に! -
伝え続けたい 岸田 かなさん(仮名)
今回初めて原水爆の世 界大会に参加し、貴重な体験をさせて頂きました。
広島は幼いときから2度目ですが、大人になり見る景色全てに考えさせられました。
広島のみなさんの戦争への想いや、言葉にも表せないほどの悲劇を知り、胸が締めつけられる思いです。
被爆者の方との対談は私にとって衝撃でした。「まだ戦争は終わってない。核兵器が無くならなければ安心して死ねない」その言葉はとても重く、心に突き刺さりました。
十分な医療もなく適切な治療もできなかったと聞きました。医療を学ぶ身である私は70年前、医療がもう少しでも充実していたならもっと多くの人の命を救えたのではないかと思います。
「多くの人に戦争の恐ろしさとこの悲劇を知ってほしい。両親の顔さえ見れなかった人のことを、かけがえのない人を失う辛さを知ってほしい。同じ過ちを繰り返してはいけない」と伝え続けていきたいです。 -
肌で感じた広島 佐藤 武蔵さん(神青協)
私は広島で被爆者のお話を聴くにつれ、憤りと表しようのない悲しさが込み上げてきました。強く憤りを感じるのは、命をもって敵に向かっていく戦法を若者たちに強いていたことです。「平和と核兵器廃絶のために何ができるだろう」と複雑な感情が今現在も心のなかで渦巻く状態です。
戦争法案強行により、負の時代が繰り返されようとしています。原水禁大会で学んだことを多くの人々に伝え広げ、「私たち若い力で必ず戦争法案を阻止しなければならない」と決意を新たにしています。「平和でこそ商売繁盛」を実現するために全力で努力したい。
募金を頂いたみなさん、言葉では表せない感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。 -
平和のために行動し続けたい 長岡 真也さん(横浜南部民商)
4月のNPT会議参加後、必ず行こうと決めていた原水禁世界大会。
かつて世界で初めて人間に対し核兵器が使用された場所、広島。一瞬にして光とともに襲ってきた悪魔の核兵器によって地獄絵図となりました。街は跡形もなく消滅し、熱線で黒こげになり、皮膚は垂れ下がり、のた打ち回り、苦しみ死んでいった人々。今もなお苦しみ続ける人々。
戦争が終わっても、戦争を経験した方々にとっては愛する人を失った悲しみ、今も身体に残る傷跡など、いつまでも「終戦」を迎えることはありません。
被爆国日本から声を上げ、一刻も早く、地球上からこの違法な悪魔の兵器を無くさなければなりません。
戦争法案は私たち市民の力で断固阻止し、いつまでも「戦後」を続けられるように行動し続けなければなりません。 -
二度と過ちを起こさないように 目黒 千恵美さん(厚木)
被爆70年目の広島を訪れることができました。
原爆資料館では当時の凄惨な光景に途中でシャッターが押せなくなりました。被爆者の方のか弱くも、必死に伝えるひと言ひと言に涙が抑えられませんでした。なぜこんなにも苦しまなければならないのか。私たち一人ひとりがもっと真剣に考えなければなりません。
現在も運行する被爆電車に乗り訪れた街並み。原爆ドームだけは「あの日のことを決して忘れないで」と叫んでいるかのようです。
今、世界は核廃絶に向けて確実に歩んでいます。「非核・非戦」を貫き、「平和」に暮らせるように憲法を守り抜きたい。
2015年8月6日8時15分、広島の地で黙祷をした。「二度と同じ過ちが起こらないように・・」 -
「働き分認めて」は当然の権利
所得税法第56条廃止意見書 県議会請願「継続審議」 神商連婦人部協議会神婦協は6月24日、神奈川県議会第2回定例会(6月議会)に「所得税法第56条廃止の意見書を国に提出すること」についての請願を提出しました。提出までに2回の会派回りをおこない、所得税法第56条の矛盾や問題点を一人ひとりが自分の言葉で語りました。
民主党・かながわクラブや神奈川ネットワーク運動からは、「個人的には賛成の議員もいるが団の決定だから紹介議員はムリ」「勉強させてほしいが、今回は・・」という回答もありました。4月の一斉地方選挙で躍進した共産党県議団の6人全員が紹介議員になってくれました。
7月8日、総務政策常任委員会で山岡神婦協会長が口頭意見陳情をおこない、@56条は憲法が保障する人権を侵害、A全ての業者への記帳義務化により申告形態で差別する理由はなくなっている B小企業・家族経営の経済的役割・地域貢献は大きく、国も評価していることなどをあげ、不利益を被っている実態も紹介しつつ力強く56条廃止を訴えました。
この総務政策常任委員会で、「所得税法第56条廃止の国への意見書」請願にすべての会派が「継続審議」という結論を出しました。
神婦協では9月議会へむけて地元での訴えと併せ、横浜市、川崎市や相模原市など各自治体への一斉請願行動も旺盛におこない、相乗効果をつくろうと奮闘しています。 -
戦争法案は必ず廃案に!全県各地で自分たちらしく訴えよう! 川崎中央民商
川崎中央民商は7月21日にJR川崎駅で他団体と署名宣伝をおこない、2人が参加。外国人の方や「安倍さんはとんでもない。絶対に許してはいけない」という人など、77人分の署名が集まりました。
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戦争法案は必ず廃案に!全県各地で自分たちらしく訴えよう! 相模原民商
7月31日相模大野中央公園で「ストップ戦争法7・31大集会 in さがみはら」がおこなわれ、相模原民商から37人が参加。「憲法違反の戦争法案は廃案に!」の一点で1600人が集まりました。
参加者は「全力を尽くして戦争法案を廃案に!」と光りものやプラカードを掲げて夜の街を元気にデモ行進しました。 -
「助け合いの輪を広げよう」神商連共済会40周年記念式典・集会
神商連共済会40周年記念式典・集会が、7月26日、小田急ホテルセンチュリー相模大野で105人の参加で開かれました。
鈴木宣弘東京大学教授が「TPPで国民のくらしと健康はどうなるか」と題して記念講演をおこないました。鈴木さんは「国民のいのち・健康よりも大企業の利益優先、特に米国企業の儲けのしくみを世界に広げるのがTPPだ」と実例もあげ解説しました。
歴代県連共済会理事長の表彰、また、横浜西部民商共済会が班に係りを50%以上、支部共済役員を70%以上確立、かつ全商連共済会第23回総会現勢を突破し表彰されました。
集会では40年史スライド上映、スパニッシュギター、ダンスや腹話術、民謡など多彩な芸が披露され交流しました。 -
「戦争する国にはさせない!」〜憲法を生かした未来をつくろう〜
第61回日本母親大会in兵庫日本母親大会へ神商連婦人部協議会から子ども2人をふくむ32人が参加しました。6300人が参加した全体会会場は「戦争はさせない。憲法を守ろう」という強く熱い気持ちで包まれました。
記念講演では日本国憲法を守り生かす社会をつくる展望を学び、私たち自身が運動をひろげてこそ、平和な未来をつくれるのだという確信をもちました。
全国の運動交流に励まされ、会場が心一つになる感動と元気をたくさんもらうことができた日本母親大会となりました。
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ふいごとそろばん Sさん
不景気と言われてから何年経ったでしょう
▼「日本は自由でいい国だ」という人もいますが何か目に見えない紐で縛られているような気がします。良いことがあっても続きません。ちょっと良いものを、よい場所で商売していると怖いお兄さんがやって来てどかされる、そんな話と似ています。正しいものが勝つのではなく、ただ強いものが大手を振って歩いている。少し悔しくてさびしいです
▼自然界はどうでしょう、大きな動物から小さな虫まで上手に棲み分けて生活しています。海の中でも大きなクジラからプランクトンまで共存共栄しています
▼今の人間の世界はどうでしょう。大きな物しか生きていけないような、そして大きい物同士が食い合っている。その先はどうなるのでしょうか
▼やはり黙っていてはダメなのです。小さな声も大勢集まれば大きな声になるのです。「戦争になるような法案は絶対反対」。事故が起きたら取り返しのつかない原発の再稼働も大きな声で「反対」。阻止しましょう
▼大勢で、大声で、何回も。これしかないと思います。安心で住みよい世の中になればといつも思っています。
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「看板はお店の顔 自覚をもって励みたい」
日綜広告株式会社 代表取締役 小川 謙治さん
神奈川県小田原市府川135-3 TEL:0465-46-7717小田原で看板製作業を営んでいます。個人で営業をしていましたが、法人の代表者になった際に相談に訪れてから民商と関わるようになりました。法人になりわからないことだらけでしたが民商の方が親身に相談にのってくれたおかげで、人生初の裁判闘争も耐え抜くことが出来ました。
経営は厳しいですが、民商の事務局や会長からその都度アドバイスをいただき後押ししてもらっています。
昨年、民商の副会長になりました。神奈川県の他の民商との交流も深めていきたいと気持ちも新たにしています。まずは、小田原民商で青年部を復活させて若い業者間のつながりをつくっていきたいと思います。
看板はその店の顔。店とお客さんの初めての接点になるものです。その様な重責を担う仕事をしているという自覚をもって仕事に励んでいます。家族は妻と三人の子供です。地元の議員との関わりから、今の政治の理不尽さにも気づき、「共に改善を」と声を大にして訴えていきたいです。