-
「日ごろの記帳が大切だね」相模原民商 支部の計算集会
相模原民商は受付から運営まで支部の役員が中心におこなう支部主催の計算集会で申告書を作成しています。「春の運動の訴え」を支部長や支部役員が行い、記帳相談員が注意事項を説明して、署名に記入してから申告書の作成に移ります。
相模原民商の支部主催の計算集会を紹介します。支部長・副支部長 3回参加
栄光支部は2月8日、13日、22日に3回計算集会を開催。支部長の壽盛美則さん(クリーニング)と副支部長の高橋宣敏さん(試作品製作)がすべてに参加し、事務局員や記帳相談員の手が回らないところをフォローします。
壽盛さんは、3年前から息子さんが修業先から戻り一緒に仕事をしています。そのため源泉税の申告なども覚え、自らの申告書は自信を持って完成させることができるようになりました。今と昔の違いは、「みんなが収支をきちんと出してくるようになったね。昔は1年分の領収書をゴソッと持ってきてやってもらう人がいた。自分も1年分を正月休みにまとめて計算していたけれど、今となってはとんでも無いことだと思う。日頃からの記帳が大切だね。」と語ります。まだ、顔を見せていない会員には参加するよう連絡を取る事も忘れません。
何とか拡大をすすめたいと、合間をぬって共済会担当の藤野浩子さんと会員を訪問し、従業員として働いている娘さんに共済をすすめて、加入してもらいました。拡大がすすむと元気が出ます。また、計算集会に参加していた会員の奥さんが共済に未加入だったので、すかさず民商の共済の優位性を話し、「奥さんに聞いてきて」と加入申込書を渡しました。計算集会の場で「なんでも相談会」の宣伝チラシを一般紙に折り込む相談したり、「春の運動」を進める場になっています。 -
3・13集会も顔をあわせて誘います。
相模原民商は自主計算をすすめてから15年ほどが経ちます。最初は申告書の作成に時間がかかった人も、今では自分で記帳した資料を持参し、わからないところを相談し、申告書を仕上げていきます。質問で多いのは減価償却の耐用年数や消費税の計算です。
計算集会で3・13重税反対全国統一行動のチラシを渡し、参加を呼び掛けています。計算集会の成功が3・13の成功には欠かせません。お互い顔を合わせて誘い合うことで集会とデモ行進、民商まつりの時間や会場の確認などができます。
婦人部は集金や海産物の財政活動を計算集会で行います。参加者も心得ていて婦人部費を納めたり、ワカメやコンブを購入したり協力してくれます。本部と婦人部が一緒に計算集会を盛り上げていくことで、とても良い雰囲気になり、参加者も対話が弾みます。
今まで接点のなかった人どうしが教え合ったり、商売の話をしたりと自主計算がすすんだことで民商の値打ちが光ります。 -
DVD視て刺激受けた 横浜緑民商婦人部役員会
横浜緑民商では、1月の新年理事会で『春の運動』DVDを鑑賞しました。「安倍改憲に反対することが今年の春の運動の要だ」と確認。確定申告期に役員会や計算集会でDVDを見ようと決めました。
早速、婦人部役員会でDVDを見る事に。「若い人たちが一泊で学習会をしているなんて、頼もしい!」「拡大行動で10人以上の読者を増やして、すごい」「対象者がいたら即訪問するのは、見習わないとね」など…、刺激になりました。役員さんたちは、今年の3・13は安倍改憲反対のアピールをする全国集会だということを知らせ、集会参加を訴える電話作戦を決めました。
青葉支部役員会は、通常より参加者が少なかったものの、いつも通り和気あいあいとした雰囲気の中でDVD鑑賞。「消費税増税も安倍改憲も、一緒に反対する民商の仲間を増やすことがストップさせる近道だよね」と、会員・読者を増やす意義を確認しました。 -
増税と改憲いっしょに「NO」を! 1月23日税金学習会
1月23日、消費税廃止神奈川県各界連絡会と3・13県重税反対県実行委員会は共催で浦野広明税理士を講師に「安倍改憲・税制をめぐる情勢と重税反対のとりくみ」をテーマに税金学習会を開催しました。7団体66人が参加しました。労連議長の福田裕行さんが「暮らしを壊す消費税増税中止と改憲反対の運動を一体で広げよう」と主催者あいさつしました。
浦野氏は最初に税制も憲法に基づいて考えることが重要と指摘し、「法律なくして納税・課税なしの原則」と「生活費非課税・応能負担の原則」を強調しました。しかし、安倍政権が2018年度税制改訂で給与所得控除や公的年金控除を削減し、国民には負担を求める一方で、大企業を優遇する法人税減税や輸出大企業への還付金を増やす消費税増税を狙っていることを告発しました。
その後、各界連と実行委員会の三浦事務局長が当面のとりくみを提起し、国民救援会の田戸事務局長が倉敷民商弾圧事件への支援を、神商連の富塚副会長が全商連の「納税者の権利宣言(第5次案)」を報告し、建設労連の家子書記次長が閉会のあいさつをおこないました。
「大企業の優遇税制がひどすぎる。応能負担の重要性がわかった」などの感想が寄せられました。 -
「元気の出る総会になった!」2月18日 セミナー&神青協総会に14民商49人が参加
神商連青年部協議会は2月18日、神商連会館で第42回定期総会をおこない、1年間の方針と役員を選出しました。
神商連青年部協議会は総会に先立って経営コンサルタントの石田仁さんを講師に「経営力アップPREMIUMセミナー」を開催。9人の業者青年が自分の仕事の内容や理念、自らの思いを発表しました。セミナー&神青協総会に14民商から49人が参加しました。
総会では業者青年の要求をつかみ、イベントの開催を通じて、民商青年部の交流と組織づくりを意思統一しました。また、全国業者青年交流会への参加を呼びかけました。決算報告と予算案と次期体制(議長に高浦吉史さん、副議長に佐藤武蔵さん、事務局長に川邉朗さん)が承認されました。
「こんなに大勢の参加が得られて、元気の出る総会になった」と感想が出されました。 -
商売・人生を語る
「民商での商売の話が楽しい」川崎幸民商 須田 セツ子さん
西海亭(中華料理) 川崎市幸区南幸町2-8 オーベル川崎103
電話:044-511-6338中華料理店を始めて34年、娘を背負いながら仕事をしていた時期もありました。
商売を始めて楽な時代は一度もありませんでしたが、本格的に厳しくなったのは消費税が導入されてからです。所得税はなんとか払えますが消費税はほとんど払えず、差押えも経験しました。サラリーマンの安定収入を羨ましく思うこともありました。
現在、昼は弁当販売、夜は予約客専門で中華料理を振る舞っています。各月で開催している「憲法9条西海亭ライブ」は二月で第70回を迎え好評です。
民商との出会いは商店街宣伝で訪問してくれたことがきっかけです。その時、商工新聞読者になりました。毎週、新聞を配ってくれる役員さんや事務局の方と商売の話をするのが楽しくて、2年前、借金の完済と同時に入会しました。
民商ほど世の中の為にがんばっている団体はないと思います。業者どうし理解し合える事がたくさんあって、商売の話が楽しいです。
-
ふいごとそろばん 大和民商会長 鈴木 普さん
昨年4月ごろ、前会長の阿部さんが「廃業するので退会します」と言われ、三役会は混乱しました。総会までに次期会長を決めなければなりません。阿部さんが指名したのは私でした。断りましたが埒が明かないので、商店会長をしている会員さんが副会長を受けてくれたらと条件を出しました。引き受けていただき、私も決意しました
▼私は会長になって、会員の減少だけは避けたい思いがいっぱいです。先日も理事の方が「退会する」と連絡が入り、電話で引き留めました。しかし、できませんでした。残念です
▼私が会長になり半年が過ぎ、挨拶が多くなりました。しかし、思っている事の半分も言えません。それでは、私になにが出来るか?動く事しかできないと思っています。私のモットーは『為せばなる!為さねばならぬ何事も!』です。行動すれば成果がなくても経験と糧となるはずです。この気持で民商活動も仕事もやります
▼仕事は順調で来期泣xルコムは40期を迎えます。継続は力とは良く言ったもので、仕事は定期的にきます。会長としてみなさんに信頼してもらえるようがんばります。
大和民商会長 鈴木 晋