【神商連しんぶん2020年02月号】
  • 団結して商売切り開こう!―2020神商連新春のつどい―

    鎌田保神商連会長は、トランプ大統領によるイラン司令官殺害指示を厳しく告発し、「ねずみ算式に仲間を増やして、平和を守る政府に変えるために選挙に勝利しよう」と主催者あいさつしました。

    畑野君枝衆議院議員、真山勇一参議院議員秘書が来賓あいさつし、後藤祐一衆議院議員、福島瑞穂参議院議員からのメッセージが紹介されました。

    「カジノ問題と地域経済の振興」をテーマに静岡大学の鳥畑与一教授が講演をおこないました。鳥畑さんは「横浜市長は、市の税収のためにカジノは必要で、年間1200億円の税収が見込まれるというが、そのためには7000億円の儲けがなければならない。狙われているのは老後のための貯蓄で、市民をギャンブル浸けにして金を巻き上げることでは経済対策にはならない。儲けのほとんどは海外資本に流れる」と批判しました。

    各民商と県連共済会、神婦協の代表が「今年の一言」を発表しました。「会長になり毎月会員拡大で成果を上げてきた。会員みんなが対象者を一人以上紹介の運動をつくる」「会費未収一掃の行動で会員に寄り添っていないことを感じた。あったか民商で組織を前進させたい」などと発言しました。

    県連の下谷清人拡大推進委員長が、「読者573人、会員228人の増勢を勝ち取り、政治を転換しよう」と訴えました。青年部活動を紹介しながら、茅ヶ崎民商の津久井岳志会長がリードし「お年玉じゃんけん抽選大会」で盛り上がりました。富塚昇副会長が閉会あいさつし、団結ガンバローで散会しました。

  • 春の運動スタート外へ向かって大きな一歩を!「紹介運動で仲間増やし」大和民商

    一人が一人の紹介運動を大きく展開しようと踏み出している大和民商。新年早々、相次いで3人の新会員を迎えています。

    水道工事業の矢島勇人さん(水道工事46歳)は勤めていた会社の廃業をきっかけに独立。矢島さんや世田谷区でやはり民商会員だった矢島さんの奥さんのお母さんと以前から知り合いだった、綾瀬支部長の宮原さんは、「独立したなら民商だよ」と大和民商を紹介。一緒に民商を訪れ入会しました。矢島さんは今年初めて確定申告します。さっそく1月の記帳学習会に参加し、準備を始めています。

    外壁コーキング工事業の人は会計士に依頼していた申告を自分でやってみる決意をしました。「申告も間近になり心配になった」と民商に連絡があり記帳学習会を見学しました。これなら自分でも大丈夫!と入会しました。

    軽貨物業の人も、「今まで自己流で決算してきたが心配」と横浜緑民商会員の知り合いに相談したところ、「民商に入ったらいいよ」と勧められ入会。

    大和民商では確定申告を控え記帳学習会に新しい顔ぶれが参加し学んでいます。

  • 春の運動スタート外へ向かって大きな一歩を!「業者の悲鳴が聞こえる」相模原民商

    小田急線の小田急相模原駅北口からまっすぐのびるサウザンロード商店街はバラエティに富む店が軒を連ねています。相模原民商は1月19日、商店街で宣伝行動に取り組みました。商店を一軒ごとに訪問し商売の状況を聞きながら、「5%に戻せ」署名を訴え、商工新聞の見本紙を紹介しました。ある和菓子屋では「消費税は本当に大変です。引き下げより廃止すべき」と切実に話していました。

    ラーメン屋では外へ向けて「増税とトランプ政権の影響のため」として値上げの貼り紙が。署名をお願いすると、「本当にその通りです。業者のためにそのような運動をしてくれて本当にありがとうございます」と署名してくれました。後日、貼り紙の撮影をお願いすると、「通りに向けて出しています。多くの人に知らせてください。また、何かあったら声をかけてください」と答えてくれました。

    下地勝巳会長は、「外に出れば商売の大変さが改めてわかる。地域に民商を知らせよう」と話しています。

  • 倉敷民商弾圧事件 不当逮捕から6年―私は無罪―

    2014年、倉敷民商の禰屋町子事務局員が会員の確定申告書を作成し、脱税をほう助したとして逮捕されました。1月19日は相模原で、逮捕からちょうど6年目となる21日には、横浜・川崎・厚木・海老名の4カ所で抗議の宣伝行動が行われました。

    横浜市の伊勢佐木町商店街行動には民商と国民救援会から7人が参加しました。「黙秘を理由に女性を428日拘留」の横断幕を見た何人もの通行人が、「何があったのか?」と声をかけてきます。チラシを示して説明すると、「なんでもない普通の女性事務局員なんだろう?」「明らかに悪いことをしている政治家はそのままのくせして、ひどいな」などと話し、署名してくれました。また、「私たち中小業者は商売や国民の暮らしを守るために、消費税増税に反対しています。8%への増税目前で、その運動の足を止めるための不当逮捕とも考えられます」と説明すると、「税務署はそんなこともするのか」と驚きます。

    差し戻された裁判勝利のために、運動を強める決意につながる行動となりました。

  • 横浜にカジノはいらない―住民投票を成功させよう―

    横浜市が表明したカジノ誘致に対し、市民からは反対の声が高まっています。住民投票条例をつくり、「横浜市のことは私たちが決める!」と、「カジノの是非を決める横浜市民の会」が発足し、民商も参加して誘致撤回めざす運動が広がっています。

    横浜東民商の岩森壮介副会長は民商の仲間をはじめ、地域のつながりで受任者を募っています。声をかけて話し合えば「歴史と伝統ある横浜にカジノは嫌だね」「住民の暮らしをだめにして経済の向上なんてありえない」と怒りになります。

    毎日受任者募集用紙を持って行動し、100人以上に名前を書いてもらいました。

    1月16日には住民投票運動の成功に向けた市民決起集会が開かれました。地域・団体のつながりで受任者を5万人にして、直ちに署名を開始することを確認しました。地域の取り組みから、「駅や街で宣伝をすれば、どんどん受任者は増えます。問題の本質が分かっていない人たちにも訴えれば理解されやすい内容。エネルギーを要するが受任者を引き受けてくれた人をサポートして推進しよう」と報告がありました。

    横浜市内の5民商は春の運動の中で会内外に訴えて、「商売にも影響を及ぼすカジノはいらない」の声を広げようと思いを一つにしています。

  • 商売・人生を語る「民商で学んで商売がんばる家族」
    川崎中原民商「(有)グループ美装」緩鹿 禮子さん
    川崎市宮前区野川2639-23 TEL:044-751-5109

    リフォーム会社に勤めていた夫と、建設会社に勤務していた息子とが独立して、平成7年に有限会社グループ美装を設立しました。

    民商に加入して10年過ぎた頃に、「月に2回、一から記帳の勉強をできる計算会があるから必ず来てください」と言われ、民商へ通うようになりました。この年齢でのパソコン入力は戸惑いもありましたが続けてきました。

    計算会へ通っているうちに、事務局と記帳指導してくださる役員に「緩鹿さん、婦人部長にピッタリ」と言われ、何もわからぬうちに月一度県連へ行く事になりました。行ってビックリ。婦人部で消費税反対、56条廃止と国会へ陳情にまで行き多くの事を学び、生きがいを感じています。

    昨年の台風19号でリフォーム工事中の民商会館が床上浸水というハプニングがありました。工事をさせてもらっていましたので、会長や民商の仲間とでヘドロの片づけや清掃作業に追われました。

    振り返れば、夫は沢山の良き知人に恵まれ、会社設立に支援していただき、仕事についても多くの方から紹介をいただきました。

    現在は、息子が責任を持ってやってくれています。リピーターも多く、お客様からも仕事を拡げていただいています。

    消費税も10%に上がり心配もありますが、世の中を変えていくのが民商の力と思い前進して行きます。

  • ふいごとそろばん 相模原民商 下地 勝巳さん

    振り返ればあっという間の民商歴30年近く。沖縄県宮古島で生まれ、高校生まで過ごした後に上京し苦学生生活。20代に一度宮古島に戻り、30歳のころに一念発起で業者となり相模原へ

    ▼縁あってすぐに民商会員となり、おかげ様で大勢の先輩役員や仲間に恵まれました。支部で世話になった人たちも年を取り引退するなど。気が付けばいつの間にか民商を背負う会長です

    ▼故郷の宮古島には母親と一番下の弟が農業をしながら暮らしています。2年に一度帰省するくらいですが、空の青、海の青の景色はいつ帰っても格別です。間もなく2月9日は旧暦でこちらの彼岸のような日。宮古島では身内が集まってにぎやかに墓参りをします

    ▼今年の商工新聞新年号は「住み続けられる島へ」として、宮古島の特集でした。自衛隊施設の建設などで心配していますが、島のバブル景気や自然エネルギーの開発など、宮古島の新しい動きが紹介されていて、嬉しく読みました

    ▼宮古島に新しい民商を作る準備が進んでいるとのことで、沖縄の仲間の頑張りに励まされて、さあ、相模原の民商も大きくするぞ!と思っています。

7つのまちがいさがし

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