【神商連しんぶん2020年03月号】
  • え!うちも課税業者に? 川崎幸民商

    川崎幸民商の1月の新年理事会で、山岸勇会長が「みんな、インボイスって始まるのを知っているかな」と切り出すと、「名前は聞いたことがある」「自分には関係ないよ。売り上げ少ないし」などと様々な反応で、インボイスとはどのような制度か、と話し合いになりました。

    山岸会長は説明しながら、「それぞれ、新たに納めなければならなくなる消費税額を計算してみよう」と参加者に計算用紙を配りました。『もし、課税業者になったら』と、それぞれ年間の売り上げを入れるとすぐに発生する消費税の概算が出て騒然。「本当か?」「こんなの納められるわけがない」「廃業しかないな」など、驚きと怒りの声が上がります。

    広告看板業とスナック経営の会員は店の1階を大手宅配会社に貸しています。課税業者になったら消費税額は39万円。「なんだ!こんなの払えるものじゃない」と怒りが。その後、班会などでインボイスの話題になると、その度ごとに複雑な思いになっています。

    工場を人に貸している会員は年間約350万円の収入で、納税額はおよそ20万になります。「これは所得にかかるもんじゃないのか?」と念を押し、頭を抱えます。

    インボイスの実態が分かり、「とんでもない」という怒りが起こる一方、まだまだ制度の本質が理解されない現実もあり、商工新聞で学習しながら世論を広げようと話し合い、読者拡大に力を合わせています。

  • 業者つぶし許さない 厚木民商

    厚木民商は2月9日、「インボイスで商売どうなる」と呼びかけ、会員を訪問しました。

    下谷清人会長は第4支部をまわり、「3年後に実施されるインボイス制度をしていますか」と質問したのに対し、7人が「知らない」「よくわかっていない」と答えました。

    制度の仕組みと簡易課税での概算消費税を説明すると、「えー、それは大変だ」「冗談じゃないよ」と驚きます。「売り上げが1千万以下だし、関係ないと思っていた」「今でもぎりぎりでやっているのに、つぶされてしまう」と、反応が変わります。「署名や商工新聞を広げて、反撃していきましょう」と訴えると、「頑張ります」と応えてくれました。

    第3支部の訪問行動で小売店の会員は、「インボイス?聞いたことがないね。1日に1万円も売れない日もあるのに、課税業者になったらつぶれてしまう」と話します。「軽減税率で事務量が増えて大変。インボイス?もうやっていけないね」と卸売業の会員。花屋の夫婦は、「お客さんの中には会社関係もあるのでどうしよう…。課税業者になるか悩むなあ」と言いながら署名をしました。

    2月10日に開いた第3支部の定例支部会には8人が参加し真剣な話し合いになりました。10%増税や軽減税率の強行で、廃業や消費不況の波が地域にも押し寄せています。その上にインボイス制度で免税業者が取引から締め出されかねない、と説明すると、参加者の怒りもヒートアップ。那須野章支部長は、「支部会に集まって話し合い、商売を守ろう」と呼びかけ、地域に宣伝カーを走らせています。

  • 消費税5%で景気回復を! 2・12全国中小業者決起大会

    「商売つぶすな」「消費税は5%に戻せ」―、2月12日、全国中小業者決起集会が開催され、神奈川から100人が参加しました。

    神奈川の参加者はおよそ50人の国会議員に要請行動を行い、日本共産党畑野きみえ、立憲民主党阿部知子両衆議院議員が請願への紹介議員となりました。

    午後の集会では、全中連の太田義郎代表幹事が「消費税は日本経済を低迷させ続けている。野党共闘を前進させ、要求実現を」と呼びかけ、デモ行進しました。

  • 原水爆禁止世界大inニューヨーク
    核廃絶の願い代表に託して 神婦協理事 森 幸子さん

    神婦協を代表して、ニューヨークに行ってきます。私は2016年、原水爆禁止世界大会(広島)に参加しました。日本各地、世界各国の参加者から核廃絶を願う強い意志を感じて感動しました。アメリカの参加者の「ことあるごとにホワイトハウスに手紙を送っている」という言葉が記憶にあり、それに比べて被爆国日本の首相の態度はどうなのだ!と憤りでいっぱいです。

    県内の婦人部では「森さんを送ります」のビラを活用し、折り鶴署名カンパ活動が始まっています。私も会う人ごとに「私が行ってきます」と訴えています。「貴重な機会だから、頑張ってきて」と言ってくれた夫のひと言も大きく背中を押してくれています。

  • 原水爆禁止世界大inニューヨーク
    核廃絶の願い代表に託して 神商連副会長 高橋 正勝さん

    日本はアメリカの「核の傘」の下で核兵器禁止条約に反対の態度をとり続けています。広島・長崎の被爆者を思えば、黙ってなどいられない。日本人の一人として今度の行動に参加して声を上げなくてはならないと思い、県連を代表してニューヨークへ行ってきます。

    安倍政権、本当にひどいじゃないですか。核廃絶どころか、「戦争する国づくり」にまっしぐらです。1月の閣議決定で海上自衛隊は中東地域に派遣され活動を始めています。戦争やその他の争いに日本は敏感でなければならない。世界大会は、核廃絶への願いを世界に向けて発信するものですが、私は国民の命を守らない安倍・自民党政権への抗議の思いを込めています。

  • カジノの是正は住民投票で!受任者呼びかけ-神婦協-

    神商連婦人部協議会は2月1日、東神奈川駅でカジノの是非を問う住民投票の受任者を呼びかける宣伝行動をおこないました。

    婦人部の皆さんは日ごろ鍛えている活動経験から、通行人への声かけやチラシの渡し方などが上手です。多くの市民が足を止め、この問題をどう受け止めているのか話し込む光景が見られました。

    仕事に向う若い女性は、「自分が暮らす街にカジノなんていやです!」と受任者署名に応じました。「カジノはやっぱりだめだよな」「詳しい事がよくわからないから、教えてくれないか」などの意見も寄せられました。「もう署名しました」「知り合いから頼まれもう済んでいます」など、すでに受任者になっている人からの声かけも目立ちました。

    1時間の行動で、43人が受任者署名に応じてくれました。

  • 商売・人生を語る「機械油の匂いはものづくりの歴史」
    高津宮前民商「江口製作所」江口 誠さん
    川崎市麻生区王禅寺

    工場の入り口を入ると機械油の匂いで、一気にものづくりの世界。江口さんの工場には、所狭しと年季の入った機会が並びます。

    東京世田谷で生まれ育った江口さん。子どものころから機械いじりが好きで、お兄さんが勤めていた会社に入り、旋盤を学びました。やがて精密機械づくりの分野で55年です。

    見せていただいたのは、いま造っているガスメータに使う水平器や顕微鏡、カメラのレンズ枠に使うさまざまな部品。水平器は、精密さが求められる機会の据え付けなどには欠かせない重要な役割を果たすとのこと。金属が設計図に沿って削られ、本当に美しい形をしています。仕事の手を止めて、部品の説明をしてくれる江口さんの話はとても興味深く途切れません。

    川崎から町田や厚木に幾度か工場を変え、川崎に戻ってきました。何年もたったのに、当時の民商の仲間が訪ねてくれて再入会し、会議の後の一杯!も日常の楽しみです。

    「人を使ってここまでやってきたけど、これからはマイペースでやって、あと10年は現役!現代はボタン式だけと、電話に例えればダイヤル式で頑張るよ」と元気な江口さん。時々奥さんも機械に向かい、仕事をこなしています。

    帰り際に「そうだ!」と棚からおろし見せてくれた測量機。機械音痴の目にもしびれるような姿でした。

  • ふいごとそろばん 神商連 小林 淳子さん

    世界中を震撼させている新型コロナウィルスによる集団感染。日々、その数字は流動するのだが、感染者は世界で約7万5千(うち2千人以上が死亡)、国内でも84人と。別に、横浜港に停泊させられていたクルーズ船だけでも600人を超す感染者を生み、不安が増している

    ▼クルーズ船が横浜港に着いてから2週間以上。やっと乗客の下船が始まったというニュースに安堵感するが、感染の実態は深刻さを増している。今回のクルーズ船の対応についても、政府の失策が言われており、しっかりとした総括は避けて通れない

    ▼感染そのものの問題は当然だが、コロナウィルスが社会に及ぼす影響は有形無形に計り知れない。民商での聞き取りから、「中国からの部品が止まり入庫の見通し立たず、最も自転車が売れる時期なのに本当に困った」「パソコンの部品不足で納品できない」など、営業上の被害も寄せられている

    ▼内閣府が17日に発表した10〜12月期のGDPは実質で前期比1・6%減、年率換算6・3%減。安倍政権が強行した消費税10%増税からの経済への打撃と相まって、中小業者の苦難は計り知れない。力を合わせて明るい春を迎えたい。

7つのまちがいさがし

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