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市民運動から誕生した山中候補勝利!カジノよりコロナ! 新しい横浜が始まった!
8月22日投票で行われた横浜市長選挙で、神奈川県連と市内5民商(横浜東・横浜緑・横浜南部・横浜西部・戸塚)が支援した山中竹春さんが当選しました。
今回の選挙は8人が立候補し、うち6人はIRカジノ誘致に否定的な考え方を表明しました。昨年の直接請求運動を否定した自民・公明が事実上推した候補者までがこれまでの姿勢に蓋をし、「誘致取りやめ」を公約に掲げました。これらの動きは、住民投票条例直接請求運動が多くの市民の共感を広げ、IRカジノ推進勢力を追いつめた結果で、19万3193人の市民の声を受け止めた山中竹春さんの勝利に結実したといえます。勝利に向かって全力で行動
市内の5民商は告示直前、「中小業者の要望」を山中事務所に届け要請しました。岩森壮介県連副会長(横浜東民商)は「ぜひ市長になって、カジノより地域の中小業者を大事にする市政を」と訴えました。
横浜南部民商の近藤喜樹会長は「コロナの影響で特に飲食店は大変です。建設関係もウッドショックの影響で先行き不安」と業者の実情を訴えました。街頭宣伝で出会い、山中候補は「私も印刷業者の息子です。皆さんの願いはよく分かりました」と印刷業の岩森さんに元気よくグータッチで答えました。市内5民商は連日、訪問や電話で支持を広げ、選挙戦を折り返した17日にはオンライン決起集会を開き、選挙情勢を確認し、勝利に向け意思統一しました。18日の市内全駅頭宣伝行動でも地域の人たちと協力し、支持を訴えました。
山中竹春さんが訴えた「IRカジノ断固反対・即時撤回」「データと科学的知見に基づくコロナ対策」「3つのゼロ(敬老パス自己負担ゼロ・子どもの医療費中学生までゼロ・出産費用ゼロ)」などの政策は、コロナ対策に無策を続ける政府と、これにただ従うだけの横浜市政に対する市民の怒りや願いに大きく浸透しました。
横浜市は菅義偉首相のおひざ元であり、自民・公明が実質全力で支援した小此木八郎前国家公安委員長を破ったことは、市民の菅政権に対する怒りと批判を示すものであり、総選挙に向けた市民と野党の共闘への弾みになります。
「市民と一緒に住民自治を取り戻し、地域経済の回復をめざす」と決意する山中竹春市長を支え、中小業者がその役割を存分に発揮し、誰もが生き生きと生活できる横浜を実現していこといこうと5民商では話し合っています。 -
商売守り発展させる市政実現へ! ―8/17 5民商決起集会―
市内5民商決起集会を開催し、26人が参加しました。
横浜緑民商元会長の大貫憲夫市会議員が、「今回の市長選は、業者にとってなぜ山中候補なのか」という視点で選挙情勢報告をしました。「選挙で人を選ぶということは『信頼できる』が重要。小此木候補・菅首相は国会でIR法を通した張本人たち。それを押す横浜市議会の自民・公明は20万人市民の声をつぶした。巨大施設で地域経済は潤わない。若い世代が、子どもを産み育てたいと思える横浜実現のために力を合わせましょう」と話しました。
「今回ほどやりがいある選挙はない。知名度のない山中、押し上げよう」「新人で大丈夫?という会員にカジノよりコロナと頑張る山中候補の政策を丁寧に説明し広げている」など、力強い発言が相次ぎました。 -
綾瀬市に住宅リフォーム助成制度復活! 大和民商
大和民商は地域の土建組合などとも協力して、住宅リフォーム助成制度の復活を自治体に要望しており、このほど綾瀬市で実現しました。綾瀬市政は全国の動きに呼応して、2012年に初めてこの制度を実施し、住民や建設業者に喜ばれていました。
綾瀬市は、「新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、地域経済が低迷していることを受けて市民の消費喚起、地域経済の活性化及び居住環境の向上を目的とする」とうたっており、5月に続き9月8日から今年度2回目の申請受付が始まります。
大和民商では、要望し続けてきた成果を報告すると、あるスナックのママは、「台風で壊れた屋根をちょうど修繕しようと思っていたところ。民商会員の業者さんに頼んでやってみよう」と意欲的で、みんなで活用しようと呼びかけています。《事業概要と対象要件》
@10万円以上のリフォーム工事に対し2分の1の助成
A10万円の住宅リフォーム券を5万円で購入(限度5枚)
B市内に住民登録のなる人が所有し、自ら居住している住宅
C5月の募集に当選していない
D市税を滞納していない
E市内に本店・本社がある業者が行う工事
F着工予定の工事(着工済みは対象外)
G令和4年11月末までに工事と施工業者への支払を完了できる
H市が実施するほかの助成制度や南関東防衛局が行う住宅防音工事と同じ個所でない
I工事費が10万円以上(税抜き)
J対象工事…浴室、キッチン、洗面室、トイレ、給排水衛生設備、換気設備、電気設備、ガス設備、オール電化、屋根ふき替えや塗装防水、外壁の間仕切りや変更、床・壁・窓・天井や屋根の断熱改修、床材・内壁材・天井材の張替えや塗装など、雨どい取り換えや修理、建具・開口部の取り換えや新設、作り付け収納家具、バリアフリー回収、耐震改修、太陽光発電設備、住宅防音
※10月11日に抽選 -
国保の傷病手当で助かった! 厚木民商
居酒屋を廃業し、いまは飲食店でアルバイトをしている元会員(現読者)のNさんは仕事先で感染し、5月下旬発症しました。
自宅待機中に悪化し、救急車で総合病院に搬送されました。病院では新薬治療が良かったのか重症化には至らず、12日間の入院でした。退院後はすぐに仕事に復帰できず6月いっぱい休みました。
商工新聞を届けたとき、感染し自宅療養していることや、アルバイトのため社保ではなく国民健康保険になっていることが分かりました。
民商が長年要望してきた国保の傷病手当が、感染した場合に特例で被用者(給与の支払を受けている者)に給付されることになったこと、今年の収入が昨年比で3割以上減少の見込みで、コロナ減免が受けられることを伝えました。
Nさんはさっそく市役所で国保と介護保険の減免を申請し、傷病手当も仕事先と病院に書類を出し申請準備をしています。直近3ヵ月で平均賃金(日額)を算出し、就労不可になった日から3日を経過した4日目から就労できなかった期間の賃金約7割が支給されます。
Nさんは「民商で制度を教えてもらって申請できた。本当に助かった」と喜んでいます。 -
商売・人生を語る「夢は大工さんだったよ!“良い家をありがとう”が元気の素」
相模原民商 伊野 朋和さん
相模原市中央区千代田5-3-18 電話:042-756-1643幼稚園児の頃からの夢、大工さんになりたい!と憧れの道に進んだ伊野明和さん。大工だったお父さんの影響です。小学生の頃にデトラに出会い、運送屋になって、自分のトラックを持ちたい!とも考えました。
高校の就職活動は運送業志望で、そのために普通自動車免許を取得しました。学校に免許証を見せた際、高校では禁止とされていた二輪免許も内緒で取得していたことがバレてしまうと考え、思いつきで「大工になりたい」と先生に言い、そのまま大工でした。
「大工になり26年ほどですが、1人でやるようになってからはまだ10年程度です。途中いろいろあり、違う仕事もしましたが、なぜか今、大工をやっていますね。まあ、仲間に恵まれたこともあるんでしょうかね」と笑顔で振り返ります。
昨今の建設業界について「工期はやたらに短縮させられて、単価もとにかく安く楽ではない。もう少し上げてもらって、工期も長くとってもらいたいです。夏も年々熱くなる一方ですし…」と話します。
コロナで親会社の仕事が薄くなり、知り合いに仕事をやらないかと言われ、2〜3ヵ月はそこで食いつなげると思いました。しかし、それが終わった頃に、今度はウッドショック。「いまの現場が終わったら、2ヵ月ぐらいは、家は建たない」と知り合いに聞き、新たな取引先に行っても、「登録はできますが、いま現場はありません」と、ほとんどの会社に言われました。以前にも増して厳しい中ですが、施主さんに「良い家を造ってくれてありがとう」と言われることが、大工をやっていて一番の励みです。
「民商に入ったことで知り合いが増え、人の輪が広がりました。困ったことなども相談に乗ってもらい、とても頼もしいです。早くコロナやウッドショックが終わり、みんなが普通に生活できるよう願います」と、伊野さんは胸のうちを語ります。
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ふいごとそろばん 相模原民商 船水 真人さん
東京5輪も終わり、成功、成功と騒いでいますが本当にそうですか?アスリートの皆が、大会を開催していただいてありがとう、と心からの感謝の言葉に感動しただけです
▼「国民の安全と生命を守る」と、バーゲンセールのように繰り返す政府。本当に生命を守ってくれますか?もう2年近くなるのに、まだ何も変わってない。ますます悪くなる一方です
▼私は卒業アルバムの製本業を30年間営んでいますが、今年の3月の卒業式に渡すことができなくて、8月までかかりました。いまは、運動会・文化祭・修学旅行など、すべてなくなるとのこと。これでは「思い出のページ」を編集するのが大変です
▼いまはコロナ禍で、集まるのも数人ですが、早く大勢で集まって、記帳学習会や後期高齢者医療保険料の減免、国や県・市の支援制度を学び、上手に活用しましょう
▼また、これからはインボイス制度も学び、仲間に正確に説明できるようにがんばろう。民商には不安な事や困った事、疑問に思った事を相談できる、経験豊富な仲間が大勢います。とことん相談して解決し、明るく楽しい民商にしましょうよ!