【神商連しんぶん2021年12月号】
  • コロナ感染の影響から商売守れ! ―実態受け止め一時・月次支援金の改善を―

    《中小企業庁交渉》
    不備通知への速やかな対応を

     

    11月12日に全商連主催で行われた中企庁交渉に参加しました。全国からの参加者40人とともに、神奈川からは6人が参加し、実態を訴え、改善を求めました。

    一時・月次支援金で実態を無視した審査と「不備」を指摘するメールが繰りかえし返送される問題で、@事業実態に即した審査と速やかな給付、A一方的な不給付の決定をおこなわない、B事業規模や売上減少割合に柔軟に応じる持続化給付金の第2弾の実施などを求めて中小企業庁に要請しました。

    多摩麻生民商から参加したMさんは、神奈川県の事例4件の要請書を中小企業庁の担当者に手渡し(写真)、「一時支援金は問題なく支給されたのに、月次支援金は『一時』と同じ登記簿謄本の写真を送ったところ、『不鮮明』と不備通知が届き、給付されない。膨大な資料を要求され、事業に支障が出ている」と実態を告発し、改善を求めました。

     

    《神奈川県交渉》
    マスク飲食県民モニター制度廃止

     

    民商・神奈川県連は11月18日に県民連絡会の産業分野の対県交渉に参加しました。交渉は9民商14人が出席。県側は産業労働局の森山克弘企画調整担当課長他7人が対応しました。交渉では団長の富塚昇神商連会長が「コロナ禍で必死に営業し、地域経済を支えている中小業者から誰一人落ちこぼれが出ないように支援してほしい」とあいさつ。その後、項目別に交渉し、実現を求めました。

    「ネットカフェが協力金の対象にならないことが一時支援金の申請締め切り後だったため、支援が受けられなかった」と横須賀民商に相談に訪れたOさんは自らの実態を文書にして、改善を求めました。協力金は申請がウエブか郵送に限られ、県には親身になって相談できる部署がありません。「だれもが相談できる窓口をつくるべき」と迫ったところ、人員や予算の関係で常設の窓口は設置できないが、「中小企業支援課に相談が来ればきちんと対応する」と約束しました。また、県はOさんに「個別に対応する」と約束。「実態を伺ったので、持ち帰って調べて回答する」としました。

    漆原晃さん(戸塚民商)と山口千代松さん(秦野民商)は、後期高齢者医療保険料や社会保険料が高く経営を圧迫している実態を告発し、中小業者の経営とくらしの実態調査の必要性を訴えました。県は「経営課題等把握調査」の中に小企業者への質問項目を「検討する」と回答しました。

    マスク飲食実施店の県民モニター制度について、「スパイ工作のようで消費者と市民に壁をつくる施策はやめてほしい」という要求について、県側は「当初、計画していた数百店規模の照会から国の制度の関係で3万店規模になり当初の計画は進められなくなった」と回答。事実上マスク飲食の県民モニター制度は撤回されました。

  • 全商連70周年!7民商が拡大目標を突破!

    民商・神商連は9月1日を起点に「秋の拡大運動」にとりくみ、11月14日の全商連70周年記念集会に向けて、仲間を増やすとりくみを進めてきました。その結果、19民商が読者258人、会員29人、共済会員45人、婦人部員19人、青年部員4人を拡大でした。

    目標の全商連第54回総会時を突破した民商は横浜緑、川崎中央、川崎幸、横須賀、大和、秦野、厚木の7民商となりました。会員では13民商が成果を上げ、川崎中央、川崎幸、大和、秦野の4民商が総会時現勢を突破しました。

    また、川崎幸民商が全国牽引顕彰(商工新聞読者または会員で対象業者比10%以上を組織し、なおかつ第54回総会時現勢から読者と会員双方で増勢とした民商・県連)を受けました。戸塚民商は11月14日までに自らの目標・読者100人(7月1日起点)を2人超す67人の読者を拡大しました。

    引き続き年末増勢、年度末増勢に向け、全県が力を合わせようと呼びかけ合っています。

  • 知らないとやばいかも! 県青協がインボイス学習

    神青協は、10月24日、11月9日・26日の3回にわたり、インボイス制度を知る学習会を開催しました。

    「インボイス制度が始まるみたいだけど、みんな内容知っているかな。営業にどんな影響があるかないか、なかなか一人では分からないから、学習を呼びかけてみよう」と話し合い、取り組んだものです。

    初回に参加した横浜南部民商の塗装業の会員は、民商事務所に寄った際、事務局から「知らないとやばいですよ!」と言われ、参加しました。「考えたことがなかったけど最近が現場でも話題になってきて、少し気になっていました。いいきっかけになり、助かりました」と話し、参加者を意見交換していました。

    2回目に参加した湘南民商の焼き鳥店の女性店主は、「うちのような商売だと、どんな影響があるか心配で参加しました。複数税率になって、実務量の多さに怒り心頭です。どんどん新しい制度に振り回され、安心して商売できない。今日は教えてもらって助かりました」と話し、「慌てないで考えましょう」とほかの参加者から励まされ、笑顔で帰りました。

    3回の学習講師は、3人の青年部担当事務局が手分けをして担いました。感想を出し合いながら次回に活かし、県青協の団結力も光っています。

  • 力合わせて進もう!神婦協第59回定期総

    神商連婦人部協議会は11月28日、神商連会館と各民商をオンラインでつなぎ、第59回定期総会を開催しました。

    目黒知惠美会長は、「1年間、力を合わせてコロナの影響に対応し、励まし合ってきました。休業を余儀なくされた飲食の仲間の胸のうちを察し、政府の分断策に陥らず協力金申請をすすめ、政治を変える運動にも奮闘してきました。改憲を許さず、くらし・商売を守る運動に団結して進みましょう」とあいさつしました。

    横浜東民商婦人部の五十嵐マリ子常任理事は「横浜市長勝利に期待すること」、厚木民商婦人部の島村節子常任理事は「給付金・協力金への課税問題を考える」、平塚民商婦人部の日野眞智子常任理事は「コロナ休業を乗り越えて」の内容で、発言しました。

    提案した方針・決算予算・役員選出の提案は満場一致で承認されました。

    《新三役》

    会長   目黒千惠美
    副会長  本間かず子
    〃    熊沢 朋子
    〃    茂木 節子
    〃    日野眞智子
    会計   内藤登紀子
    事務局長 小林 淳子

  • 商売・人生を語る
    「カッケー!議長は笑顔で防水工事」
    横浜西部民商【INFINITY】三浦 拓也さん
    横浜市旭区本宿町45-1 クレストF101

    神奈川県青協議長の三浦拓也さんは、横浜市旭区で防水工事業(シーリング工事)を営んでいます。主に手掛けているのは、建築物の外壁や窓枠の防水工事で、建物の種類は、ビル・マンション・アパートのような集合住宅から、オフィスや一戸建てまで幅広く対応しています。

    18歳のときに防水工事会社に就職し、数年ほど勤務したのち、24歳で独立し事業を始めました。ほどなく、会社に勤務していたときから仲の良かった先輩に民商のことを聞き、入会を決めました。32歳で労働保険の関係で取引先から法人化をすすめられ、株式会社を設立します。「INFINITY」という会社名は、「なんか、カッケー言葉だから」!。

    社長として従業員を教育する際にも、現場で仕事をする際にも、自然体でやっていて、「本当の自分を隠すのは苦手なので、『素』で仕事をしている。あくまで、自分たちが食べていくためにやっているのが、仕事」と言います。

    コロナ化で仕事量が少なくなり、体力的には楽だった時期もありましたが、現在は受注も増えてきました。利益は大きくなっていく一方で、忙しい毎日です。「20代の頃は、1日、1〜2時間睡眠でも問題なく仕事ができていたが、いまは、昼間と夜間の勤務を2日連続すると、かなりきつくなってきたね」と。最近は、外国の職人も増加傾向にあります。業界を取り巻く環境は大きく変わってきています。その中で売り上げを出していかなければならないのが事業の大変なところ、と感じています。

    青年部に入ったきっかけを、「乗り気ではなかったが、自分もなにか民商に協力できればな、と思った」と振り返ります。青年部や事務局の仲間と飲んで話すのが楽しみの1つでしたが、この間のコロナ禍で、なかなかその機会が持てていません。感染者数を見ながら、今年こそはみんなで忘年会を!と、楽しみです。

    「どんな少年時代でしたか?」の質問に、「小さい頃から自由奔放な性格で、いまとあんまり変わってないよ」と笑う三浦議長に会ってみたい業者青年の皆さん、県青協の幹事会や行事に、ぜひご参加ください!

  • ふいごとそろばん 秦野民商 山口 千代松さん

    約20年前まで、清掃会社の中間管理職をしていて、秦野市内の会社・工場・金融機関・市役所の建物など、請負現場の清掃作業管理をしていました。毎日、清掃作業をしている人たちの管理や、客先から依頼されるガラス・床・寮などの清掃の打ち合わせが私の主なる業務でした

    ▼業務課長職であることから、ISO14001シリーズ、汚水を河川に流す場合の処理上の研究、個人情報保護法に対する社内での対応など、当時としては初耳の案件についても、取り組んできました

    ▼今の私の仕事もそのままで、現場のパートさんの管理、ガラスや床の清掃は、自社で直接作業をしていますが、机上の話になると、民商でのウェートが高いのが事実です

    ▼最も、民商以外に情報源がない。営業に行くと床やガラスが汚れているのもそのままの会社が多いのが事実で、清掃業の社会は、営業活動をしても決して増えることのない業界になっています

    ▼かつての会社でも、警備や産業廃棄物を扱い、特に汚泥は利益率が高く、いわば、ドル箱でした。私の事業所は、業務内容としては清掃部門が少しずつ減っています。半面、当初から駐車場の草刈りを請け負っていて、ここに木の剪定・伐採が加わり、売上げを維持しています。

7つのまちがいさがし

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