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2025 謹賀新年 新年あけましておめでとうございます
あけましておめでとうございます
裏金問題が争点で行われた昨年の総選挙で、自民党に国民の厳しい審判が下されました。その結果、与党の議席が過半数割れとなり、国会論戦にも大きな変化を生み、国民の関心を集めています。「103万円の壁」という課税最低限問題も注目を集めましたが、私たち民商は「生活費非課税」をずっと訴え続けてきました。消費税こそ生活費にかかる税金であり、やめるべきです。そしてまた、消費税の減税を公約に謳った野党が増えたことは希望であり、今後の運動の足掛かりにしましょう。
世界に目を向ければ、核戦争の危機が現実味を帯びているいま、核の廃止を、身をもって訴え続けてきた「被団協」の皆さんにノーベル平和賞が授与されたことは嬉しい出来事であり、世界に向けた強いメッセージとなりました。授与式での被団協の代表のスピーチも、与える側の方のスピーチも、ともに世界の人々に共感を呼びました。平和でこそ商売繁盛の民商としても、ともに喜びたいと思います。
今年の夏には、参議院選挙があります。私たち中小業者、民商の要求の実現を確かなものにするために、ともに頑張りましょう。
神奈川県商工団体連合会
会長 富塚 昇 -
商売するなら民商へ!保険証なくさないで! 相模原民商が宣伝行動
11月の日曜日、相模原民商の拡大統一行動&なんでも相談会が取り組まれ、12人が活動参加し、民商をアピールしました。午前中は橋本駅でハンドマイク宣伝を行い、合わせて『保険証をなくすな』の宣伝も行いました。
マイクを握りしめ「インボイスで悩んだら民商にご連絡を」「困りごと、商売の悩みは民商に相談してください」「消費税は減税を」「マイナ保険証の強制と現行の健康保険証の廃止に反対です」などと、役員が交代しながら訴えました。歩いている人には「民商で〜す」と、チラシとティッシュを渡しました。
この日は久しぶりに着ぐるみのウサギも登場すると、とたんににぎやかさを増し宣伝行動を盛り上げました。
声を出し手頑張った後は、参加者みんなで民商事務所に移動し、にぎやかに昼食をとりました。
続けて、なんでも相談会を実施。残念ながらこの日に相談者は来ませんでしたが、役員同士交流し、次回はどんな行動にしようか、などと、これからの活動について活発に話し合い、元気あふれる一日となりました。 -
新しい年もみんな元気に!届けて嬉しいシクラメン 厚木民商婦人部
厚木民商婦人部は年末、役員が手分けをして、シクラメンのミニ鉢を部員全員へ届けながら声をかける部員訪問に取り組みました。
昨年から生産者の都合もあり、大量のシクラメンの調達が困難になっていましたが、今年は市内の老舗のお花屋さんの尽力で、なんとか厚木エリアの160人分は確保できました。
「お元気ですか。お仕事はいかがですか?」とひと声かけながら回ります。お留守の家には手紙と一緒に玄関に。
「寒いところご苦労さま!」「去年のも咲いているよ」「そろそろ申告準備で、頭痛いね」と、店先や玄関先で立ち話にまたまた花が咲きます。
25年目に入ったシクラメンのミニ鉢のお届けですが、配る役員も受け取る部員さんも共に高齢化です。家族や自分の健康の話はつきません。
お互いに、元気で新しい年が迎えられるよう、声をかけ合い励まし合っています。どんなことでも、一人で悩まず民商へ!婦人部へ! -
原子力空母は来るな!横須賀で反対集会!
米原子力空母ジョージ・ワシントンが10月22日に横須賀に再配備された18日後の11月8日、横須賀市内で反対集会が行われました。海沿いのヴェルニー公園には1000人が集まり、「いらない原子力空母」「原子力空母は危険がいっぱい」と声を上げました。
主催した安保廃棄統一促進会議と原子力空母の母港化を阻止する三浦半島連絡会を代表して新日本婦人の会の田中由美子会長は、「原子炉2基を動力源とする動く原発≠ノ県民の暮らしが脅かされている。原子力空母はいらない。と声を上げよう」と参加者に呼びかけました。
横須賀市に在住する女性は、「戦争するための場所として横須賀を使わないでください。原子力空母にも戦争加担にも反対です」と発言しました。
市内で活動する呉東正彦弁護士は、横須賀基地の強化が進み、有害物質の流出、米兵による数々の事件・事故の実態を報告しました。 このほか、茅ヶ崎市の海岸で起きた米軍ヘリの不時着事故や、横浜ノースドックへの米軍揚陸艇部隊配備反対の運動、防衛大学校人権侵害事件の報告などが相次ぎました。
最後に神商連の富塚昇会長が、「市民にアピールし、原子力空母も米軍基地強化も許さない住民の意思を示そう」と呼びかけ、参加者はパレードに出発し、沿道で声をあげました。 -
晩秋の富士山を楽しむ旅!戸塚民商婦人部主催の日帰りバスツアー
毎年恒例の、「秋の運動」ご苦労さん会を兼ねた戸塚民商婦人部主催の日帰りバスツアーを11月3日に開催し、30人が参加しました。今回は、共済会が協賛しての実施となり、にぎやかな一日となりました。
当日は、前日の大荒れの天気が打って変わり、朝から上天気に恵まれ、みんなホッと一安心!楽しい一日となる期待でわくわくの出発でした。
途中で、参加者の一人を置いていきそうになるアクシデントもありながら、バスは暖冬のため、冠雪のない富士山を車窓に見ながら河口湖をめざします。
絶景の次はグルメ。富士山テラスでのランチに舌づつみ。ビュッフェ式にあまり慣れていないため、食べそこなった料理もあり、残念。
その後は、ハーブ園・河口湖ミューズ館(手作り人形館)をめぐりました。道の駅では楽しい買い物などして、岐路につきました。
「やっぱり、みんなとのバスと旅はいいねーと、忙しさの中でみんなの笑顔あふれる一日でした。
(戸塚民商・向後徳子) -
中小業者の商売守れ!産業分野で県と交渉
11月19日、神商連も参加する「いのちとくらしと雇用・営業を守る神奈川県実行委員会」(県民連絡会)の産業分野に関する県との交渉が行われました。
営業を困難にしているインボイス制度の廃止と消費税減税について、国へ要望するよう求めたことに対し担当者は、「消費税は景気に左右されない安定的な財源で、社会保障財源としての役割」と回答しました。民商の参加者からは、「コロナから異常ともいえる物価高騰で業者の営業や暮らしの実態がどうなっているか、行政は直視して対応すべき」と怒りの声が。
「免税点以下の業者は消費税負担が免除されていたが、インボイス制度で取り払われてしまった」と、中小業者の実情を訴えると、「個人的には、年収103万円の問題同様、消費税の免税点も物価上昇に合わせて引き上げる事でもよかったか、と思う」などと発言し、インボイスは適正である事を強調しました。
国保に傷病手当金をとの要望には、「国保加入者に傷病手当がない事は県としても課題として認識しているが、実現するためには、国の財政支援がないと困難。コロナの際の対応で、傷病手当金は被用者のみだったことについては、制度の見直しが必要と思う」と回答し、制度の問題点を共有しました。参加者は、「県民のいのち・暮らしを守る観点で県は国に要望し、休業保障や傷病手当を県として実現するよう強く求めました。
さらに参加者は、営業の実情を伝え、物価高騰に関する支援、地方創生臨時交付金を活用した中小業者支援などを求めました。 -
消費税減税を求め要請行動!県大運動実行委員会
12月11日、神商連も参加する「神奈川県大運動実行委員会」による、県選出国会議員要請行動が行われました。
日本共産党の志位和夫議長が国会情勢の報告をおこないました。103万円の壁が話題になる中、課税最低限の引き下げに関連して、消費税の減税・廃止、生活費非課税の実現の重要性を強調し、大企業の利益を労働者に還元すべきで、内部留保への課税の必要性を訴えました。
午後は「消費税廃止各界連絡会」と「消費税をなくす会」が主催した共同行動となりました。大門実紀史参議院議員は、「自公与党が過半数割れし、国民の要求実現への期待と展望が高まっている」と述べ、野党の結束で消費税減税ができる局面だと強調しました。
議員要請行動のあと、衆議院予算委員会を傍聴しました。れいわ新選組や日本共産党の議員らが、消費税減税、大企業の内部留保に課税を求め、政治への変革に期待が寄せられました。 -
7つのマチガイさがし
応募はがきに絵を貼り、間違いの部分に〇をして送ってください。
〆切は1月24日です。正解者の中から5人に図書券をお届けします。
宛先は〒221−0823横浜市神奈川区二ッ谷町1-11 神商連しんぶん宛
FAX045-312-5244
▼12月号は19人から回答があり全員正解でした。正解者の中から5人の方に図書券を贈ります。
▼答え
@左端の人のハンカチを持つ手
A左から2人目の手を合わせている人の目
Bさい銭箱の右側の留め具の大きさ
C中央にいる子どもの口の形
D柵の左から2番目の板材の先の形
E奥にある鳥居の笠木の太さ
F右端の人の前髪
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ふいごとそろばん
12月19日、「明るい県政をつくる会」の活動である県政ウォッチに参加してきました。今回のテーマは「神奈川の農業」。県内の食糧自給率は2%と低く、全国で45位。ちなみに46位は千葉、47位は東京
▼当日は、小田原にある農業技術センターで県内の農業の様子と同センターの役割についてレクチャーを受け、その後、農民連の役員のところでみかん栽培について説明を受け、みかん狩りもさせていただきました
▼私自身、2年前から地元の友人らと農作業をはじめています。この10月から耕作放棄地を貸し出している農家の一角を借りています
▼冬も迫った時期でしたので、大根と玉葱、春菊、ほうれん草、ルッコラ、ビーツといった冬野菜を植え付けました。ほうれん草とルッコラはすでに収穫期を迎えています
▼農作業の後は、友人たちと一杯やるのが日課です。今後は、収穫した野菜を生かして、料理にも本格的にチャレンジしたい
▼神奈川県には農業アカデミーという公的学校があり、誰でも学ぶことができます。こうした条件も生かして、専門性を高めたいと夢見ています。老後が楽しみです。
(神商連 吉田 剛)